ウォーターライフ-水が主役のストーリー

私たちの生活に欠かすことのでいきない『水』。当たり前の存在だと思っているけど、とても大切な生きるためのパートナーです。『水』を主役にお話していきましょう。

体にいいお風呂の入り方 -水圧が与える影響とは

毎日、入るお風呂。

もちろん、水は欠かせないものですが、

お風呂が与える体への影響というものはどんなものがあるのでしょうか。

 

 

 このページの目次

1、水圧とは何なのか

2、水圧から受ける体への影響は?

3、体にいいお風呂の入り方

 

 

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1、水圧とは

お風呂に限らず、水に入れば必ず体にかかるものが『水圧』です。

では、水圧とはどういうものなのでしょうか。

 

水圧とは、

水が物体や水自体に及ぼす圧力 -コトバンクより

のこと。

と、聞いてもいまいちイメージがわかないかもしれません。

 

 

 

地上に立っているときに、『気圧』が私達にかかっていることはご存知でしょうか。

そのときの気圧は、地球上の空気を背負っているようなイメージなので、

気圧は【高い】(重い)ものになります。

 

逆に、空高く飛べたとして、宇宙に近くなれば、

背負う空気は少なくなるので、気圧は【低く】(軽く)なります。

 

 

では、水圧はどうでしょう。

ちゃぽんと体を浅い水の中に入れた状態なら、

私達が背負う水は、水表面に近いものだけなので水圧は【低く】(軽く)なります。

 

逆に、どんどん深く潜っていくと、

背負う水も増えていくので水圧は【高く】(重く)なります。

 

つまり、このように体や物体を押す空気の力を『気圧』、

水の力を『水圧』と呼ぶのですね。

 

 

 

2、水圧から受ける体への影響は?

水圧を理解したところで、次は人体への影響を見ていきましょう。

 

私たちの体は、呼吸で酸素を取り入れ、血液で体中にその酸素を送り、

臓器や細胞から二酸化炭素を受取り、息として外に排出しています。

 

つまり、体の中にも気体が存在するということですね。

 

地上では、そこから受ける影響はありません。

なぜなら、私たちの体は、平地で正常に働くように作られているからです。

 

 

では、水の中に深く潜っていくと、どのようになるのでしょうか。

 

深い潜水に慣れていない人や、慣れていても体調によったり、

一日に何回も潜っていると『高気圧障害』というものになることがあるそうです。

 

耳抜き(内耳と外耳の圧力を調節するために空気を抜くこと)ができないでいると、

鼓膜を傷つけたり、最悪の場合、破けてしまうこともあります。

 

他には、鼻に痛みを感じたり、頭部が腫れ上がったり、

肺の空気の状態によっては、肺が破裂したり、血管を詰まらせたり、

呼吸困難を引き起こしたりすることもあるそうです。

 

参考:『SAT技術系資格ブログ』さん-高気圧障害の原因や予防方法とは?潜水に潜むリスクを知っておこう。

 

 

これは、体の中の気圧と、外からの水圧の差により生じる障害です。

 プールや家のお風呂などの深さでは、このようなことは起こりませんので安心してください。

 

 

ですが、そこまで強い影響はないものの、お風呂でも体に影響を及ぼします。

 

お風呂での水圧は、表面上はウエストを3〜6センチ細くするくらいのものです。

 しかし、その影響は血管などにも及び、血流やリンパの流れをよくしてくれるのです。

 

つまり、良い影響があるようです。

 

 

では、血行がよくなるとどんなことが起こるのでしょうか。

 

・細胞が活性化されて代謝がよくなる

・それにより体の中の悪いものを排出しやすくなる(疲労回復

ターンオーバーを促進して肌をキレイにしてくれる

肩こりや腰痛を緩和してくれたりする

 

 ただし、血行がよくなるというのは、心臓にも負担がかかるので、

高齢者や心臓に持病がある人は、お風呂の入り方に注意が必要です。

 

参考:『元気FACTORY』さん-入浴の効果~静水圧作用

 『内野株式会社』さん-お風呂と体のケア

 

 

 

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 3、体にいいお風呂の入り方

上で見てきたように、お風呂などに入ると、少なからず水圧によって体への影響が与えられます。

 

ここで、『体にいいお風呂の入り方』を見ていく前に

お風呂に入るときのポイントや注意点をまとめたので見ていきましょう。

 

 

◎温度

いくつかのサイトを調べてみると、

お風呂の温度によって、体に起きる効果が違うことがわかりました。

 

<42℃以上>

⇒交感神経が刺激され、体を興奮状態にする。

 ・心臓の働きが強くなり、血のめぐりも活発になる。(脈が速まる)

 ・汗をかく

 ・筋肉が硬直する

 ・胃腸の働きは弱まる

 ・眠気が覚める

 

 

<40℃程度>

⇒副交感神経が刺激され、心身をリラックスさせる。

 ・胃腸の働きが活発になる

 ・寝付きがよくなる 

 

どちらが良い悪いというのはありませんが、

疲れが溜まっているときは40℃前後、眠気を覚ましたいときは42℃以上など、

使いわけるといいかもしれません。

 

 

◎タイミング

体として、お風呂に良いタイミングというのは、

食事の30分〜1時間前、もしくは寝る1〜2時間前です。

 

また、運動後や食後・飲酒後すぐはやめておいた方が良いでしょう。

 

 

◎注意点

高齢者や心臓に病気がある方は

肩までつかる全身浴】【温度の低いかけ湯】には気をつけてください。

※自己で責任を持ち、かけ湯などは急に行ったりしないようにしてください

※不安な場合は医師などに相談してから行ってください

 

・冬場はお風呂との温度差をなるべくなくすため、浴室や脱衣所を温めておきましょう。

 

 

それでは、お風呂の入り方を見ていきましょう。

①水分補給

コップ1〜2杯のお水を飲んでから、お風呂に入りましょう。

 

②かけ湯

体を温度に慣らせるために、心臓から遠い順にかけ湯をしましょう。

 

③お湯につかる

ここで初めて、体に水圧がかかります。

入りたてのときは、みぞおちくらいまでの半身浴が良いでしょう。

 

慣れてきたら、肩までつかって温まりましょう。

ただし、肩までつかる場合、心臓に負荷がかかりますので、

あまり長風呂にならないように気をつけてください。

 

 

④髪・体を洗う

 

 

⑤お湯につかる

ここでは全身を湯船に入れて、さっと温まると良いでしょう。

 

⑥お風呂からあがり、水分補給

お風呂は、水分を失います。コップ1杯は飲むようにしましょう。

 

⑦休憩する

せっかくリラックスしたので、そのままのんびりと過ごしましょう。

 

 

こうして見てみると、湯船につかっている時間はとても短く感じられますね。

それだけ、水圧が体に及ぼす影響は、実はとても大きいのかもしれませんね。

 

 

普段は水圧なんて感じてなかったお風呂。

少し意識してみて、お風呂の入り方を変えてみると

体に違った効果が現れるかもしれませんね。

 

 

 

 

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